■セミハードタイプのチーズ

チーズのくせのあるにおいや味が苦手という方にでも、食べやすいのがハードタイプのチーズです。プロセスチーズに似た食感のあるチーズで、保存性が高く、利用しやすいチーズです。よく知られているチーズには、ゴーダがあります。ゴーダはオランダを代表するチーズです。13世紀からゴーダ村で作られています。日本人の味覚にも合い、プロセスチーズの原料としても使われています。熟成期間は短いものは3ヵ月、長いものは18ヵ月以上かけるものもあります。成熟が進むとチーズそのものは固くなりますが、旨みがアップします。チーズに合うアルコールというと、ワインを思い出す人が多いと思いますが、このチーズは、ビールや焼酎などにもよく合います。そのままでも、お酒のつまみとしても、美味しく頂けます。オレンジ色が美しいチーズと言えばミモレット。フランス産のチーズで、オランダのチーズを真似て作られました。熟成期間によって味が大きく異なるのも特徴です。熟成期間が短いものは柔らかくクリーミーですが、熟成がまし1年以上も立つと、身が引き締まり、カラスミに似た風味になります。からすみに似た味と言うくらいですから、熟成が進んだものは日本酒のつまみとしてもよく合います。スイスのセミハードタイプのチーズで有名なのは、テット・ドゥ・モアンヌ。修道院の僧侶によって作られたため「修道士の頭」という名前が付いています。濃厚なにおいをもつチーズで、味にもコクがあります。薄くスライスして食べられますが、このチーズ専用の削り器で薄く削って食べても美味しく頂けます。専用削り器で削ると、花びらのように薄く削れて、口の中でふわっと溶けるのでとても美味しく頂けます。フォンティーナはイタリア産のチーズ。スイスとフランスの国境に近いアオスタ渓谷で作られるチーズです。ウォッシュタイプのチーズのように、少しにおいにクセがありますが、味わマイルドです。コクのある白ワインとあわせていただくとより美味しく頂けます。

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